わたしの読書備忘録
2週間に一度図書館に行くのですが、子供の絵本以外に、自分用にも書籍を借りています。
興味のある内容の本がれば、書籍検索から予約したり、他館から取り寄せたり、図書館内で気になったものを借りたり、と。
そんな中で、今回、偶然本棚にあって目に留まったので、手に取った本。
借りてきて、早速読みました。
ひねくれた人に振り回されない88の方法
大和書房
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これを手に取った理由は、やはり旦那さんでした。
彼はどちらかというと、人の不幸をざまあみろと思う人でした。
転職の際に、「あそこ、結構お給料いいんだって~」という話すると、自分は給料が低い、と馬鹿にされていると感じるそうです。
すぐに人に馬鹿にされている、と感じ、不機嫌になる。
それなのに、人のことを馬鹿にするようなことを簡単に言う。
私には理解できない、思考回路でした。
そして何かあれば責められる日々。
そのたびに感情を封印して、悲しく感じないようにしてきました。
しかし、私が反応しないことが悔しいのか、その怒りは物に向かい、色んなものを壊す人でした。
そんな日々に限界を感じて、別居へと踏み切りました。
彼が、変化するきっかけになれば、と思って読み進めましたが、彼を変えれるのは彼自身であり、それ以外の人間はどうすることもできない。
ただ、こう感じる、こういう態度をとる人間のことを理解するだけで、少し心が軽くなりますよ、という内容で、読み終わったあと、少し虚しさを感じました。
でも、自分を守るのは自分です。
そして私にはもう一人、守るべき息子がいます。
今、私に出来ることは、自分と息子の心を大事にすること。
そう改めて、決意することが出来ました。
世の中には色んな人がいます。
平気な顔をして人を傷つける人もいます。
そういう人たちとどういう距離感で接するか、それが自己防衛に繋がるだと思っています。
同じように悩んでいる人がいるのなら、頑張りすぎなくていいよ、と声を掛けてあげたいな。